原生林の中へ
夏の森へ。
ふかふかの土の上に座り、木の幹に身体をあずけ、森の一部となってしばらく過ごしてみました✨
広く、見知らぬ大きな森の中で。
瞬間ではあるものの、その森の世界にその一部として生きさせてもらうと。言葉にはならないけれど、その森に巡っている確かにある何かを感覚的に掴めるような感じがします。
しばし木に抱かれてぼんやり。
横を猿の親子が駆け抜けていきます。
元気いっぱいに走っていく猿たちを見ていると、猿は猿であることに残念がったりはしていないように見えます。
すくっとそびえ立つ木は木であることに当たり前で横に咲く花を羨んだりはしていないように見えます。
ブンブン飛ぶアブは、ブンブン飛ぶことを懸命で、人間のように歩くことに気を取られたりはしていないように見えます。
それぞれが、それぞれの役割を粛々とやっていることが豊かな森を形成し、さらなる豊かさを森にもたらしていることがわかります。
ここには「比較」の概念がありません。あるのは個が個として生きるのみ。だからこそ、それぞれがそれぞれに森の一部として存在できており、そこに完璧な調和が発生しています。
私も長らく苦しんでた「比較」。○○さんのようにできない、だけじゃなく、理想の私にはまだまだ.....まで。ありとあらゆる比較を自分で作り出して勝手に苦しんでました。まだうっかりすると出てくることはあるけれど...こうして森にいると比較は本当にいらないな、と。
他の誰かになろうとしない。
今の自分にダメだししない。
これは怠けるとか、成長を放棄する、ということではなく。
自分が自分であることに意識を向けることで自分の個人資本に気づき、それをより大切に育てることになったり、理想の自分に向かっているプロセスにいる私はいるんだ、という認識をし、そのプロセスにいる自分を認めることで、今ここの自分にエネルギーが満ちるイメージ。
私は私。この私で生きていく。
これが大事なんだなあ、と。
そのことが。
結果として調和を生んでいる森にならって。
朝の森のお散歩でした水遊び、楽しかった!
すっごく澄んでてすっごく冷たくて。
気持ちよかったー!